「ぼくらの記憶は、どこへ消えるのですか?」という質問に対する、108の回答を語る酒井の5つの声色を重ねて録音、1本のテープに吹き込む。 東京駅周辺で、24時間、24箇所に分けて、ラジカセを放置してそれを流す。 東京の街とラジカセから流れる声とで、一冊目の本が出来上がる。